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ダッチオーブンでもっちり『ライ麦粉入りパン』を焼く♪現地で焼くだけレシピ

ダッチオーブン

アウトドアでパンを焼くことも、近頃ようやく慣れてきました。
といっても、我が家の場合は自宅で準備して、現地で焼くだけ^^;

パン作りは一から始めると大変です。時間があれば現地でコネコネするのもとても楽しし、現地で焼いたという達成感がこの上のないです。

ただ、ほかの料理も作りたいときや、なるべく現地ではのんびりする時間が欲しいときもありますよね。そんなときはある程度自宅で準備していけばかなり楽ちんです。


今回は一次発酵会までを自宅で、現地では解凍して二次発酵させて焼きます。
是非、皆さんに合った方法で挑戦してみてくださいね。

ダッチオーブンで『ライ麦入パン』レシピ

使った道具

【自宅で準備に使った道具】

  • フードプロセッサー
  • 電子レンジ(発酵)※温かい場所なら室温でも可能

【焼く際に使った道具】

  • ダッチオーブン 10 1/4インチ
  • 底網
  • クッキングペーパー
  • 炭(10㎝程度のオガ炭 15~20個)※焚火でできた熾火でもOK

材料

  • 強力粉 240g
  • ライ麦粉(細挽) 60g
  • 砂糖  大さじ2
  • ドライイースト 小さじ2
  • 塩  小さじ1
  • バター 50g
  • 水(40℃程度のぬるま湯)160~180ml

作り方

【前日までに自宅で準備すること】

  1. バターは常温に戻しておく。
  2. フードプロセッサーにパンの材料を入れ、ぬるま湯を少しずつ足しながら約10分こねる。
  3. 生地をきれいに丸め、レンジの発酵機能を使い40℃で20分程度一次発酵させる。
    (室温の場合は、ボウルなどに入れ、ラップをかけて約2倍に膨らむまで35~40分発酵させる)
  4. 生地を6等分に分ける。生地をひとつづつ手で軽くつぶしガス抜きをして、きれいに丸め成形する。
  5. バットに丸めた生地を並べ、サランラップをして冷凍庫で凍らせる。

自宅で準備するのはここまで。

【現地でパンを焼く】

  1. 冷凍されたパン生地は、現地で自然解凍させる。保冷バックから出し、外気温で自然解凍(季節や気温によって異なりますが1~2時間程)。
  2. ダッチオーブンに底網を敷き、クッキングシートを敷いて生地を並べる。蓋をして30分~40分程度二次発酵させる。(気温が低い日はなかなか発酵が進まないので、熾火ができていれば、遠火でダッチオーブンをあたためてもよい。熱くなり過ぎないように、ダッチオーブンを触って温かくなったら火から下ろす。)生地が1.5倍程度に膨らんだら二次発酵完了。
  3. 熾火(炭)の上に焚火スタンドを置き、ダッチオーブンを乗せる。さらに蓋の上にも熾火(炭)をのせる。
  4. 焼きムラをなくすため、8~10分ほどたったら、ダッチオーブンを180度回転させる。蓋のうえの熾火の位置も適当にずらす。
  5. 20分程度焼き、様子を見ていい色に焼きあがっていたら完成。

ポイント

解凍時間は、季節や気温によってかなり変わります。その日の様子で時間を調整してください。

また、二次発酵も季節によって様子がまったく異なります。熱い日は温度が上がり過ぎてしまうので、必ず日陰で発酵させます。逆に涼しい季節は日向に出したり、寒い季節にはダッチオーブンを熾火に数分かけて温めたりします。

こちらも気候や気温によって、様子を見ながら場所や時間を調整してください。


焼くときは焚火スタンドや高さのある五徳を使って、なるべく遠火で焼くのがおすすめ。上下の炭の分量は感覚的に上8:下2の割合が目安です。

また、今回は途中で180度回転させていますが、焼きムラを防ぐため、こまめに少しずつ回したりすることもあります。


全然膨らまないな~と感じて、焼き始めると一気に発酵が進んだという経験があります。その場合はとにかく遠火で、じっくり温度を上げていくのがよいでしょう。

キッチンダッチオーブン使用の際のポイント

今回使用したダッチオーブンは、脚の付いたアウトドアダッチオーブンと違い、蓋の上に炭を置く仕様になっていません。

アウトドアダッチオーブンを使用する場合は、問題なく炭を好きなだけ好きな場所に置くことができるのですが、キッチンダッチオーブンはそういうわけにはいきません。

この場合は、アルミホイルを数枚重ねて蓋より一回り小さいサイズのリングを作ります。
その上に炭を置いていくと、隅の方まで炭を置くことができます。

ただ、固定されているわけではないので、炭の扱いには十分注意して、くれぐれも火傷などしないよう気を付けてください。小さめの炭を対角線上に交互に置くと、バランスを保ちやすいです。


と、ここまで説明しておいてなんですが、今回のパンレシピではリングは使っていません。なくてもできます^^。仕上がりが見ての通り、若干焼き色が中央に偏っているな、という程度です。

もっときれいに全体に焼き色を付けたい場合や、高さがあるパンを焼く場合には、アルミで縁を作る方法をオススメします。


多少形がいびつでも、焼きムラあっても、屋外で作る焼きたてパンは格別に美味しいです^^
是非、チャレンジしてみてください。


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