「きぬかつぎ」は、里芋の小芋を皮のまま蒸して食べる料理です。
シンプルな料理ですが、里芋本来の美味しさを味わうことができる上に、塩、味噌、柚子胡椒などでさまざまな味を楽しむことができます。
ところが、本来使うはずの里芋の小芋が、なかなか手に入りません。
もちろん、普通の里芋を蒸して皮をむけば、同じように美味しく食べることができるのでよいのですが、なかなかあのかわいいビジュアルにすることができませんTT
というわけで、今回はなるべく小さな里芋を使って、本来よりもちょっとだけ大きな「きぬかつぎ」を作っていきたいと思います。
小さな里芋を使った『きぬかつぎ』のレシピ
材料(2~3人分)
●里芋(小さめ) 5~6個
●《田楽味噌》
(作りやすい分量)
・合わせ味噌 50g
・砂糖 30g
・酒 小さじ2
●白いりごま 適量
作り方
1、準備:田楽味噌を作っておく
鍋に合わせ味噌・砂糖・酒を入れて弱火にかける。
混ぜながらフツフツと1~2分、好みの硬さになるまで煮る。(冷めると硬くなるのでゆるめでOK)
2、里芋を洗う
土付きの里芋は、タワシを使って土と毛羽をきれいに取り除く。
3、切る
里芋を縦に立たせるために、里芋の底の部分を少し切る。
・上部は形を整えるため、丸くなるように皮ごとカットする。(小芋ならこの工程は必要ありません)
・底面から高さの2/3の位置に、クルリと一周、皮に切り込みを入れる。
4、蒸す
セイロや蒸し器で約20分蒸す。竹串がスッと刺さったら蒸しあがり。
5、皮をむく
熱いうちに、切込みを入れた上部の皮をむく。
6、盛り付ける
里芋を器に並べ、田楽味噌、白いりごまをのせたら完成♪
ポイント
形を整えるために里芋の上部を丸くカットしていますが、本来使う小芋であれば、この工程は必要ありません。皮付きのまま切込みだけを入れて蒸します。蒸しあがったら熱いうちに上部の皮をつまみ上げるとつるりときれいに取れます。
皮付きのまま食卓に出すので、特に土付きの里芋の場合はしっかり洗うことが重要。特に毛羽が残りがちなので、たわしでこすり取りましょう。
秋のおもてなし料理に、ぜひお試しください♪
特に、里芋の小芋が手に入ったらぜひ作ってみてくださいね。
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